マツエクの歴史

  • 2020年9月23日
  • 2020年9月25日
  • 知識
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昨今、まつ毛エクステを知らない女性は少なく、幅広いお客様がエクステを付けたり憧れる美容技術として認知されています。女性だけではなく男性もつけている人がいるようになったマツエク。その歴史はいつ、どこではじまったのか調べてみました。

マツエクの発祥はいつ、どこで?

マツエクの歴史は、韓国で2000年からはじまったそうです。当時の主流は、つけまつげ。韓国が生産の付けまつげが多く、そこで作られたたくさんのラッシュが余りました。そこで何かに活用できないか、と考えた末に生まれたのようです。つけまつげとは異なり、1度つけるとしばらく維持してくれるマツエク。当時の韓国では多くの女性を驚かせ、毎日付けたり外したりしなくて良い。と多くの女性から注目されました。

2003年頃には、日本にもマツエク文化が広まります。
しかし、当初は商品の品質も施術者の技術も整っていなかったようです。「つけたマツエクがすぐに取れてしまう」「自まつげが傷つく」「目に異変が起こりトラブルになる」「技術が少なく、施術者も少ない」などの問題も多く発生します。それを受けてか、厚生労働省は2008年に美容師法の通達を再掲示。施術者は美容師免許所持者のみに限られ、施術場所は美容所登録が必須といったことを再確認する内容でした。当初は決まりを守らない悪質なマツエクサロンもあったようですが、取り締まりが強化されたこともあり、次第に減少していきました。さらに、安全性の高い国産グルーも開発されるなど、商品も向上することで、お客様との信頼関係が築きやすい環境が整っていきました。安全への信頼度が高まるにつれて、マツエクが注目を浴びていきます。現在では日本全国各地に、数多くのマツエク専用サロンや美容室併設のマツエクサロンなど幅も数も広がっていっております。資格を保持した施術者とベットが一台置けるスペースさえあれば開業できるという営業特性から、脱毛サロンやマッサージ店、個人店舗、プライベートサロンなどでマツエクの施術を取り入れる併設型のケースも増えました。

マツエクをもっと自まつ毛のような自然感に、マツエクの進化や改良


日本で取り入れられたばかりの頃は、マツエクは3~10本程度の毛束を2~3本の自まつげに付けていたようです。ブームに伴い、進化と改良が繰り返されるようになりました。2004年頃には、1本の自まつげに対し、1本のエクステを付ける方法が主流になりました。より自然に見せながらも、しっかりとボリュームを増やせるようになったのです。エクステ自体も進化し、カールの形状や毛の太さ、長さまで自由に選ぶことが可能になりました。そういったエクステの進化により、一人ひとりの目に合わせたマツエクの施術ができるようになったのです。また、エクステだけでなく、国産グルーの種類も増加。目への負担を考えたグルーへと進化していったのです。エクステも同様に進化し始め、殺菌しているエクステや接着面をより良くするためにフラットなものや、円柱型ではなくグルーが入りやすいく窪んでいるものなどもあります。

マツエクの施術技術も進化を遂げ、今でも進化しています。

現在は、オーダーメイド形式の施術により、なりたい目元を表現・実現できるようになってきています。たとえば、目元の印象を柔らかくしたい人には、タレ目風に印象を変えるデザインを提案したり、丸みのあるお人形さんの様な目元のデザイン、目元のコンプレックス部分をぼかすなど、一人一人の目や悩みに合わせた施術が出来るようになる位にマツエク技術は向上しています。
マツエク技術は進化しており、自まつ毛が少なくても沢山のエクステを付けられるボリュームラッシュは1本の毛に対して複数本のエクステを付けれるなどどんな自まつ毛にも華やかさを演出する事ができます。年齢層は幅広くどんな自まつ毛にも対応できるよう沢山の種類のエクステがあり、自まつ毛が短い人や細い人にも対応できるエクステも増えてきました。そして女性だけではなく男性の目力アップなど、美意識の高い男性へのマツエクも流行りの1つになりました。どんどん進化していくマツエク、最近ではネイルのジェルでエクステを付ける技術も出てきてこれからもマツエクの進化に注目ですね。

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