マツエクをせっかくつけたのに目が大きくならない、とお困りの方はいませんでしょうか。目が大きくなることを期待してマツエクをつけたのに、まぶたやまつげが重くなったことは感じるものの、目が大きくなったようにはあまり感じずにがっかりしたことがある方が、日本人には多いかもしれません。それは元々の自まつ毛が関係しています。マツエクのオーダー方法を変えるだけで目を大きく魅せることができるかもしれません。
まつげの先まで目の延長
マツエクをつけることで目が大きくなるのは、目の錯覚を利用しています。実際に目は大きくなりません。ですが、マツエクをつけることで二重になることはままあるので、そのことで目が大きく開くこともあります。
マツエクはまつげの長さをプラスし、カールでマツエクをあげることによってアイライン効果を出しつつ目の縦幅をまつげ分稼ぐことで、まつげの先まで目であるように見えることを利用しています。なのでお人形さんのような目の真ん中長めのカール強めのデザインが一番目が大きく見えます。目尻長めのデザインは目の横幅を稼ぐので小顔に見えたりもします。
日本人に多い下がりまつげ
外人のようにバサバサまつげで印象深い目になりたくてマツエクをしたのに、とがっかりしてしまう気持ちもとても理解できますが、日本人は特にまつげの角度が下がりがちです。欧米人は平均的に上向きに10度上がっていて、日本人は平均的に下向きに10度下がっていると言われています。欧米人のようなまつげを目指してマツエクをつけたいなら、まつげの角度を20度あげる必要があるのです。日本人はまつげも直毛のことが多く、マツエクをつけづらい上にマツエクを乗せても角度が変わりづらいまつげのコシの強さがあります。ですがマツエクだけではなく、もう一工夫することで、直毛まつげさんでもぱっちり上向きに開いた大きな目になれるかもしれません。
アイリストができること
まつげの状態自体は直毛でコシがあることはとてもいいことです。栄養状態も良く、長さもあるでしょうから、いいまつげであることに変わりはありません。カールを出したい時に少し難点があるだけで、悪いまつげではないのです。デザインや手法によって大きな目に印象付けることができます。
カールの強いマツエク
一番簡単な方法として、Dカールなどのカールの強めなマツエクをメインでつけていく方法があります。自まつ毛の根元からつけることができれば、自まつ毛ごと持ち上げることができるのでまつげが上に大きく開きます。直毛の場合は根元につけても持ち上がらないことが多く、根元浮きしてしまったり毛先が上と下と分かれてしまったりしてしまうので失敗すると目立ちます。かと言って直毛の先につけると、カールの先が目から離れてしまって影になって白目に被ってしまうので返って目が小さく見えることもあります。直毛の場合はアイリストと要相談です。
マツエク＋パーマでフォロー
直毛であったりなんとしても根元からあげたい場合はマツエクの前にまつげパーマを導入するのもおすすめです。まつげパーマをすることで自まつ毛をカールさせるので、長さがある直毛の人はこれだけで十分華々しい印象になれるかもしれません。そこにマツエクをつけることで増量していくので目が大きくなること間違いなしです。
ラッシュやアップとなのつくマツエクをチョイス
マツエクの種類によってはマツエクだけで持ち上げ効果を出せるものもあります。アイリストに確認した方がいいですが、マツエクの名前が〇〇ラッシュやラッシュアップ〇〇などの場合、自まつ毛を持ち上げつつマツエクで長さを出せる優れものである場合があります。もちろん毛質によって向き不向きはありますが、試してみる価値ありです。
下まつげを追加してみる
目の印象を大きくするのは何も上まつげだけではありません。下まつげをつけることで目の縦幅を強調することもできます。下まつげのマツエクは取れやすいのであまり人気が出ませんが、可愛さはとてもあがりますし儚げな美しさも出すことができます。パーマなどで負担をかけたくないと思う人には下まつげもおすすめです。
大きな目だけが目ではない
ギャルのまつげは密になっていてカールもありますが、目だけでなくそのほかの部分も華々しいのでバランスが良く可愛いです。なので目だけ大きくしても全体的に可愛いかどうかは問題です。その人にあったマツエクのデザインというのもあります。カールを大きくせずに長さを出して、伏し目の時に美しく魅せるマツエクの使い方もありますし、ナチュラルに密だけ増やしてアイライン効果を狙っても綺麗だと思います。美意識はそれぞれですが、客観的に似合うマツエクデザインもアイリストと相談するといいかもしれません。
マツエク業界もどんどん進化しているので、いろいろ試してみて、ご自分の見た目と体質に合うぴったりのマツエクを見つけられるといいですね！
