メイクの中でも最も重要と言っても過言では無いまつ毛。上を向いているフサフサまつ毛は誰もが憧れますよね。しかしこの大切なまつ毛が、少なく悩んでいる方はたくさんいらっしゃいます。
まつ毛が不足していたり、不十分な状態は「まつ毛貧毛症」と呼ばれています。まつ毛が、少ない、短い、細いと悩んでいる方はもしかっするとまつ毛貧毛症かもしれません。まつ毛貧毛症になる原因には、まつ毛ケアによるダメージ、加齢、皮膚疾患などが考えられます。
この記事ではまつ毛貧毛症になってしまう原因とその治し方、予防に関してを解説していきます!
まつ毛が少ない原因とは?
何気なくしている普段のまつ毛メイク。実はまつ毛には大きな負担となっていることがありますよ!次の項目は、まつ毛へのダメージを図るチェックリストとなります。あなたはいくつ当てはまるか、数えてみてくださいね!
- ビューラーでまつ毛を引っ張ってしまう
- ビューラーでまつ毛を根元からグイグイあげている
- ビューラーのまつ毛に触れるゴム部分を何年も交換していない
- ホットビューラーを使用している
- クレンジング時は、まつ毛をゴシゴシこする
- マスカラを何度も重ね塗りしている
- つけまつげを頻繁に使用する
- 粘膜メイクを頻繁にしている
- 生まれつき、毛包(毛穴)が少ない
- まつ毛のサイクルの成長期が短い
- 加齢によってまつ毛が減ってきた
- 皮膚疾患や薬の副作用
- まつ毛エクステでリペアを繰り返している
- 目をこする癖がある
2つ以上当てはまっている方は、まつ毛に大きく負担をかけている場合が多いです。
まつ毛が減っている原因には、日々まつ毛へのダメージを与えてしまっている場合と、生まれつき又は加齢によってまつ毛が少ない場合と2パターンあります。
日々まつ毛へのダメージを与えてしまっている場合
まずは、自らまつ毛にダメージを与えてしまっている方に、これからのまつ毛ケアの参考になる情報をいくつかお伝えしていきます。
先ほどの項目で、どんなことがまつ毛にダメージを与えているかはわかりましたが、アイメイクはなかなかやめられないですよね。そこで、どのようなことに気をつければまつ毛への負担を最小限にできるかをご紹介させていただきます。
ビューラーの使い方
ビューラーは根元からゆっくり挟み、まぶたに押し気味に力をいれるように心がける。過度にビューラーを根元から力強く引っ張り上げるとまつ毛へ大きく負担をかけてしまします。毛根が弱い方の場合はまつげが抜けやすく、生えてこなくなってしまう可能性もあります。
まつ毛のクレンジングとトリートメントは必須!
まつ毛にトリートメント!?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、髪の毛にトリートメントをするのと同様、まつ毛もきちんとトリートメントで保湿をしてあげないと、乾燥したり傷んだりしていまいます。
また、クレンジングも侮れません。目の粘膜には、マイボーム腺といって涙液を蒸発しにくくするために油を分泌する大切な器官があります。粘膜メイクや、メイクの落とし忘れはそういった大切な器官を塞いでしまっている可能性があります。まつ毛の根元まで、きちんとクレンジングをすることで減ったまつ毛が元に戻ることもあります。
クレンジングではメイクを落とした後、綿棒に精製水をつけて根元を拭き取りましょう。そうすることで、きちんと汚れを取り除くことができ、さらに毛根を刺激できるので、発毛も期待できますよ!また、洗顔後就寝前にトリートメントで保湿をすることで、良い状態のまつ毛を保つことができます。
まつ毛エクステや、つけまつげはいつもよりも可愛くなれるアイテムとして大人気ですが、過度な使用はまつ毛に負担がかかります。
たまに休息期間を設けることで、綺麗なまつ毛をより長く保てますよ!
生まれつき又は加齢によってまつ毛が少ない場合
生まれつき、毛包(毛穴)が少ない場合や、加齢、皮膚疾患や薬の副作用によってまつ毛が少なくなってきた場合の対処法は?
生まれつきや、加齢、皮膚疾患や薬の副作用によるまつ毛の少なさはどうにもならないと諦めている方もいらっしゃるかもしれませんが、まつ毛貧毛症は専用のクリニックがあります。発毛可能な毛包がない場合は、植毛を提示してくれたり、皮膚疾患や薬の副作用が原因の場合には治療薬の処方などを提案してくれます。悩みを抱えている方は、一度受診してみてはいかがでしょうか?
いかがでしょうか?まつ毛が少なくなっても、諦めるのはまだ早いです!
日頃のまつ毛ケアを見直したり、トリートメントをしたり、専門のクリニックを受診したりと改善策はたくさんあります。これを機にもう一度まつ毛を大切にすることを意識してみてくださいね!