マツエクをしてみようと思った時に、一番最初に気にするのはお値段だと思います。これは、都心に近いほど全体的に安い傾向にありますが、土地土地によって値段はピンキリです。
安さを追求するなら初回キャンペーンをめぐるのが一番いつもお安いかもしれませんが、もしかするとグルーとの相性が悪くて腫れてしまったり、技術がいまいちでぜんぜん納得いかなかったりとトラブルが起きてしまうかもしれません。初見のサロンではそういうリスクも考えられるので、安心しておまかせできる確かな技術でコスパのいい、ご自身専属サロンがあるとベストですよね。
マツエクの相場
主流の毛質
マツエクには何種類か毛質の種類があります。それによってマツエクの値段が違ってきます。
シルク<<ミンク<<セーブルの順で毛質の良さが上がってきますが、最近はシルクを使うお店は少ないようです。
シルクは使用感がつけまつげに近く剛毛、といった印象になります。もちろん太さやカールは選べるのですが、毛質が硬いのでいかにもつけました!という印象になります。ただ、お値段は安くて80本で平均4,000円となるところが多いようです。
ミンクとセーブルはシルクよりグンと柔らかく軽く、つけ心地も良くなるので自まつげにも優しく見た目も自然になります。ミンクは80本で平均5,000円、セーブルは80本で6,000円くらいの相場になります。
この本数ですが、大抵のサロンでの記載は両目です。なので80本と記載してあれば片目が40本になります。ちょっと少なく感じますね。時間制限つけ放題のところもありますし、その場合毛質が選べるかどうかはサロン次第だと思います。
ボリュームラッシュ
本来なら1本の自まつ毛に1本のマツエクを乗せるのですが、もともとまつげが薄いタイプや毛周期によって少なくなってきてしまったなどの場合、一本の自まつ毛に何本もつける、2本なら2D、3本なら3D、そして4D、5Dと増やすことができるボリュームラッシュのメニューがあるところもあります。
自まつ毛への負担もメーカーの日々の努力によりなるべくかからないように1本ずつのマツエクが軽くなるように作られていて、見た目もとっても華やかになります。一気に目力がアップします。ただ量が増えるので値段も高くなりますし、自まつ毛への負担も多少は増えます。80本平均8,000円です。
最新のマツエクの種類
最近ではフラットラッシュという、マツエクの形状が以前のどの種類よりも自まつ毛への密着度が高くなりモチがよく、一番自まつ毛の印象に近く、形状記憶力も高く、かつ最軽量で自まつ毛の負担も少なくなった新しいタイプが出てきています。
これをつけるのはセーブルよりも少し高くなってしまい80本平均7,000円、つけ心地も仕上がりも格段に違うのでこれからはこっちが主流になるかもしれません。
マツエクの技術はモチの良さ
毛質の違いによる値段の中に、アイリストさんの技術量は入っていますが、アイリストさんの腕の良さは、丁寧さと時間の速さです。サロンによっては指名料もあるところもあると思いますが、お気に入りのアイリストさんがいて損はないと思います。
お店側としては、見た目と状態把握の見地からだいたい3週間の頻度でマツエクを付け替えることを推奨しています。
マツエクはヘアケアと一緒で、一か月に1回、よくて1か月半に1回通って付け直すことなります。マツエクがまばらについている状態のお直しの感覚は、ヘアカラーのリタッチの感覚のようなものなので、気になる人は気になるけれど、気にしない人はぜんぜん気にならない問題です。それに加えて、腕のいいアイリストさんでは余裕で2か月持ったりするのです。
マツエクサロンには美容院併設タイプとエステサロン併設タイプと単独のマツエクサロンタイプとあります。マツエクだけ専属スタッフがいるところは基本的に信頼できると思っていいでしょう。
年に何回通うのか
3週間ごとに通うとすると、だいたい年に15回くらい通うことになります。2か月に1回ごとに通うとなると、6回です。半分以下の頻度になります。
安く見積もっても、5000円はかかると考えると、15回通って75,000円、6回では30,000円です。一月に1回の頻度なら、12回なので60,000円です。
こう考えると、次回は少しいい毛質のマツエクにしちゃおうかしらと考えたくもなりますね。技術力の高いアイリストさんを見つけておくとマツエクのコスパも断然よくなってきます。安さも技術も諦めないことができるんですね。
安さを追求するならキャンペーンでお試し巡り
もちろんイベントがある時だけでいい、という人や、たまにの自分へのご褒美に、という人もいるでしょう。そういう場合は大手の予約サイトのキャンペーンや、初回限定キャンペーン、または季節のイベントキャンペーンを利用することで、3,000円くらいでもマツエクを試すことができます。
もちろんそこでいいアイリストさんを見つけたらぜひ常連さんになるといいでしょう。リピート割があるところもあります。せっかくマツエクをつけるなら、しっかりとした技術でコスパ良くつけたいものですよね。技術力の高いアイリストさんはまぶたを抑えるテープの貼り方から丁寧です。そして、お店の作りも清潔でラグジュアリーなことが多いです。
安さも技術もどちらも欲しいマツエクですから、ぜひご自分と相性のいいマツエクサロンを探してみてください。