目頭のマツエク長すぎていませんか?

マツエクをオーダーする時に、マツエクの長さを全部一定にすると、目頭のマツエクが取れやすいと感じたりすることはありませんか。目頭や目尻につけるマツエクは、目がアーチ状なので下まつげと絡まりやすく、まぶたとも当たりやすく鼻などにも当たりやすいので取れやすかったりチクチクかゆくなったりしやすいです。全部一定の長さのデザインも可愛いですが、目頭のデザインだけ少し短めに変えてみると、快適にマツエクライフを過ごせるかもしれません。

痛い&不自然

目頭のマツエクを黒目の上と同じ長さくらいにしてしまうと、目を開けていても閉じていても少し不自然になってしまいます。基本的に目頭のマツエクは、細く短いもので設定したり、キワから取り付けるのではなく目頭から少し空けてマツエクをつけていくのですが、オーダーが端から端まで一定の長さで、となった場合はちょっとアイリストも困ってしまいます。
目頭のキワから長めのマツエクをつけてしまうと、まず鼻に当たってしまい不快感が生まれてしまいます。また、それが目を開けているときに目に見えてわかってしまうので、せっかくマツエクをつけていて目が大きくはあるのですが、大きすぎて不自然になってしまいます。目を閉じている時も、鼻にあたりますし、目と目の間の隙間がまつげで埋まってしまうので、極求心顔の印象になってしまいます。マツエクをつけてる感も出てしまいますし、それどころかマツエクを失敗した感がすごく出てしまうのです。

目頭のマツエクのセオリーは短く細く

短いマツエクは6mmくらいからあります。細く小さいマツエクなので使い道があるのか疑問かもしれませんが、少しずつ長さを出すためにとても重要なのです。目頭のキワから少し離したところに、自まつ毛と合わせたくらいの長さのマツエクから徐々に長い真ん中のまつげへとつなげるように長いマツエクにしていって、アーチ状につけていきます。そうすることで目の形に合わせて自然な形のデザインになります。一般的には目頭のマツエクはそのようにつけると思いますが、それでも目頭はチクチクしやすいところなので、気になりやすい人は目頭のキワからもう少し離れたところからマツエクをつけ始めるといいかもしれません。

目頭のまつげの特徴

また、目頭のまつげは産毛が多く、生え変わりも早く、自まつ毛自体もまばらなことが多いので取れると目立ってしまうという難点があります。まぶたの形状にも特徴が出やすいので、日本人は特に目頭のマツエクはつけづらいです。

産毛に注意

産毛が多いと、マツエクはつけることが難しくなります。弱く細いまつ毛にマツエクをつけると、取れやすくヨレやすいのでカーブが逆さまになってしまって目に刺さってチクチクしたりしてしまいます。生え変わりによって取れやすい上に、取れると目立つという悲しい連鎖を生んでしまうので、目頭のマツエクはアイリスト泣かせです。

まぶたの形状

まぶたの形状も目頭のマツエクには関係します。施術中はまぶたをテープで持ち上げているので問題ないのですが、施術後にまぶたを戻すと、目頭のマツエクがかぶってしまってチクチクなってしまう、ということもあります。日本人に多い、奥二重さんや末広型のまぶたの人は目頭のキワから多めに空けることがおすすめです。
どちらのまぶたの形も目尻に向かって広がっていく形の目なので、目尻長めのセクシー系のデザインも似合いそうですし、目の縦幅が欲しい場合は下まつ毛のマツエクをつけることによって下に目の印象を広げることができるので、小顔効果も出しながら目の縦幅を増やすことができます。目頭の方を空けていることで下まつ毛と絡まりづらくもなるのでおすすめのデザインです。

目頭には大切な器官も多い

目頭には涙点があり、そこから鼻などにつながっています。なのであまりチクチクしたり掻いてしまったりするのは良くありません。目は普段あまり触らないところですが、マツエクをすると途端に気になりやすく触ることが多くなってしまいます。まぶたは皮膚が薄く腫れやすい上に目は大切な器官なのでなるべく触らない方がいいでしょう。そのためにも目頭のマツエクで違和感を生まないことが大切です。

花粉症など目を擦りやすいお客様には

グルーに対してアレルギー反応が出てしまうお客様にはもちろん施術前から細心の注意が必要ですが、花粉症など目を擦りやすいお客様には特に、目頭のマツエクはない方が無難です。擦ってしまって取れることもありますし、擦る原因を作ってしまいやすいからです。花粉症などでもなく目に手がいきやすい、無意識に目を擦りやすいお客様にも同様に目頭のマツエクはあまりない方がいいでしょう。目頭は自まつ毛のまま、真ん中より少し目頭寄りから短めのマツエクを順につけていき自然と真ん中の長い部分につなげることもできるのでなるべく皮膚と触れないようにマツエクを楽しんでもらうこともできます。マツエク自体をつける本数も減るので価格も抑えることもできますね。

ご自分の好きなデザインも大切ですが、マツエクをつけることで不快感を生んでしまっては良くありません。見た目にも装着感にも違和感なく美しくなれるのがベストですよね。擦りやすい掻きやすいなどの自覚があるときは先にアイリストに相談すると自然なデザインで皮膚に当たらないように施術してくれますよ。

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