マツエクをしようと考えた時に、その土地でマツエクサロンを探しますか、それとも美容院から探しますか?美容院などの一つのメニューとしてマツエクがある場合、マツエク専門サロンより少し安いことが多いです。他のメニューからも収益があるのでそうなるのではないかと思いますが、ではマツエクの個人サロンが生き抜いていくには安さ以外の推しポイントが必要で、それはやっぱり技術だと思うのです。
技術力が高くないと個人サロンは続かない
美容院などでもやれるマツエクですが、マツエクの個人サロンが生き抜いていくには絶対的な技術が必要です。個人サロンはマツエク以外のメニューがないので、マツエク以外の収益がありませんから、マツエクの個人サロンにはリピーターは必要不可欠です。つまり、リピートするほど安心感のある技術があるということになります。個人サロンとして5年以上の実績があるサロンの技術力は確かなものだと考えてもいいと思います。
また、技術もさることながら、人柄がいいことも考えられます。個人サロンは基本的に1:1です。受付から施術、お会計までほとんど1人でやっていることが多いと思います。なのでお客様との距離感が大手の美容院などよりも近いことも特徴です。アイリストを好きになれなければ、もうそのサロンには行きませんよね。別の人とチェンジ、ということもできません。人柄もよく腕もいいとなれば、好みのデザインも理解してもらってお任せすることもできますし、目元の状態も把握してもらえるのでマツエクと目元のメンテナンスとして通うことができます。
トータルビューティーサロンも技術力が高い
ヘアカット、セット、カラー、マツエク、ネイル、エステなど、美容に関することを一気に全部叶えてくれるトータルビューティーサロンも安心できる技術力があると思います。感覚としてはそれぞれのスペシャリストが駐在している、という状態です。また、個人サロンとは別で技術者が何人かいるので、個人的に合わないと思ったら人をチェンジすることが可能です。美容院でよくある、カットもマツエクもどちらもできる美容師さんもいます。この場合とても能力の高い美容師さんではありますが、専属でやっているアイリストよりマツエクへの意識が高いとは言えないので、片手間でやられている印象の方が強く出てしまうと思います。ただ、ヘアスタイルに関して絶大な信頼のおける美容師さんがマツエクもやれるのなら、安心してお任せしてもいいのかもしれませんね。
資格保持者かチェック
美容師の資格を持っているとアイリストとして営業することができますが、アイリストとしての勉強をしているかどうかは別になります。アイラッシュスクールであるとか、アイリストの民間資格を持っているかどうかでアイリストの腕を判断することができます。今のところアイリストとして日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)の認定講師という資格がトップのレベルであると証明されます。ただ、認定講師は、人にマツエクの技術を教えられるまでのレベルです。そうなると、日々スクールで生徒さんたちに教えているアイリストと、実技をし続けている認定機構1級のアイリストでは、1級のアイリストの方が常に腕を磨き続けているので技術が高まるとも言えます。
やってくれるのは結局個人
マツエクはアイリストとお客様の1:1の施術です。結局はそのアイリストとの相性であり技術が信頼できるかどうかになります。美容院でヘアカットもやるしマツエクもやる美容師さんで、ものすごく腕のいいアイリストさんもいると思います。もちろん個人サロンでも日々精進しなければ潰れてしまうので腕を磨き続けなければいけません。そうなると、どのアイリストさんもやはり常に頑張っていますし、好みが合う合わない、お客様に寄り添う姿勢があるかどうかなどで見ても問題ないと思います。
フリーランスと独立の違い
アイリストとして仕事をしていくにあたり、いろんな働き方があります。
フリーランスのアイリストさんは働く場所を確保する必要がありません。美容院やビューティーサロンなどで依頼があった時に出向いて施術し、サロンの利用料を支払う形などがあります。固定給制ではないので指名を得られなければお給料は全然ありませんし、逆に高収入を得る可能性も出ます。どちらにしろ指名をしてもらえるほどの技術がなければ収入には上手く繋がりません。
独立をする場合は、開業費用を用意して内装などを考え、立地を考えたりマーケティングをする必要もあります。マツエクの技術向上だけでなく、経営などの方でも頭を使わなければいけないのでなかなか軌道にのるまでは大変かもしれません。どちらにしろ、技術力に自信がなければ収入に直結してしまうので技術力は高いでしょう。
口コミの威力
大手の美容院や、ビューティーサロンでは、たくさんの人が来店する上にたくさんのアイリストが働いているので、少しの口コミではびくともしません。ですが個人サロンでは、一つの口コミで評判が上下してしまいます。一人一人のお客様に真摯に向き合い丁寧に施術をすることで、口コミが広がり人気店になることも夢ではありません。逆に1人のお客様の不満が広がってしまうと続けて行くことが困難になることも考えられます。なので個人サロンのアイリストさんたちは常に最大限に技術力を磨き、どのお客様にも満足してもらえるように日々努力をしていることだと思います。
個人サロンも大手の美容院のアイリストも、どちらにしろ日本のアイリストさんの技術力はとても高いと言えるでしょう。ですが、個人サロンの場合は、収入や生活に直結してしまうので覚悟が違います。一つのミスも許されませんし、どんなお客様にも満足してもらえるように常にいろんな面で努力をしています。そういったところを見ると、個人サロンもとてもおすすめであると言えると思います。