乾燥している毛質とオイリーな毛質どちらがエクステのモチがいい?その対処の仕方

まつげにも肌や髪と同じように毛質があります。これは生まれ持ったものというよりは、その時々によって状態が変わるものが多く、自身の力でコントロールすることは難しいです。なので、アイリストによるマツエクの施術の前のケアの方法によってその後のモチが大きく変わってきてしまいます。お客様の状態の把握とカウンセリングやケアの上手なアイリストさんを探せるといいですね。

まつげが乾燥していると

マツエクと水分はあまり近づけない方がいいものだと言っていますが、マツエクに使うグルーの硬化には水分が少し必要です。それは、外部から与える水分ではなく、自まつ毛自身が含む水分程度で十分で、それ以上となると余分すぎてグルーが硬化できなくなってしまいます。ある程度の水分というのも、基準値があるわけではないのですが、グルーの合う合わないがあるのもこの水分量の関係もあるように思います。自まつ毛が乾燥気味だと水分量が少なすぎてしまい、グルーと相性が悪くなってしまいます。グルーが定着しにくくなるのでアイリストとしてもマツエクをつけづらく、硬化が遅くなってしまうので施術スピードも落ちてしまいます。

逆にオイリーなまつげではどうなるか

水分とマツエクとの関係はとても微妙なのでアイリストの判断とケア方法にとても偏りますが、逆にオイリーなことではどんな問題があるかというとグルーを落とすリムーバーの主成分は広い意味で言うとミツロウと同じような成分が含まれていて、油脂や脂肪も仲間になります。オイリーな状態では、リムーバーと似たような状況になってしまうので、マツエクが自まつ毛にかなりくっつけづらい状態だと言えるでしょう。大抵のグルーと相性が悪く、マツエクのモチもあまり刺激を避けたとしても取れやすくなってしまうのではないかと思います。

まつげが硬い場合のマツエクに不向き

乾燥やオイリーなどの変化のある状態なら、アイリストのケアやお客様の日頃のケアによってマツエクを綺麗に持続させていくことが可能ですが、まつげが硬い場合もグルーが硬いタイプだと相性が悪くてもちが悪くなることがあります。まつげの硬さに関しては、持って生まれたものなので変えようがありません。まつげが硬いタイプの人はコシのある強いまつげなので、もしかしたらマツエクをつけなくても目が華やかに見えるタイプの人かもしれません。ですがグルーとの相性が悪いものがあるだけで、マツエクをやれないことはないのでそこはアイリストとグルーの種類やマツエクの種類を良く相談するといいでしょう。

自分でできるまつげケア

まつげの状態というのはスキンケアで良い状態を守ったり、目を擦らないなどの物理的なダメージをやめたり、さらに内側からのケアも大切です。髪の毛と同じようにサイクルがあって抜けたり生えたりしていますが、環境を守ってあげることや良質なタンパク質を摂ってあげることなどでまつげの発育を守ることができます。またまつげダニの発生などに気をつけたりすることもまつげを守ることにつながります。乾燥やオイリーなどのまつげの状態も、意識的にきちんとケアをすることによって揺らぐことがなくなるのでマツエクをつけるとしても状態が安定してモチが良くなると思います。また、まつげのいつもの状態をきちんと把握してもらえるようにマツエクの施術はノーメイクで行くのが基本です。

事前のカウンセリングが大切

そしてマツエクに関してはアイリストの見極めと状態把握、ケアの選別がとても重要です。マニュアル一辺倒で、オイリーな人に保湿ケアをしたりすると水分が多くなりすぎますし、乾燥気味な人にクレンジングをするのもあまり良いケアとは思えません。その人の日々のケアの状態や、マツエクをアイリスト自身が見た様子を加味した上でどのようなケアをするべきか見極められるアイリストは、基本的にとても良く話を聞いてくれるアイリストだと思います。

前処理の必要性

マツエクはやはり基本的はノーメイクで行くべきです。まつげの状態もわかりづらいですし、ケアの前にアイリストにメイクを落とす手間も増やしてしまいます。前処理としてやってくれるとは言え、まつげの状態をきちんと把握してくれているアイリストさんならまだしもはじめてのところなどではマツエクのモチがとても悪くなってしまったりしかねません。メイク落としとしてではなく、まつげの状態を安定させてマツエクのモチを良くし見た目にも綺麗に、かつスピーディーに施術していくために前処理はあります。過剰な油分の排除、トリートメントなどの保湿をすることでまつげの状態に揺らぎがあってもお客様のまつげを守りつつマツエクをつけることができるのです。

グルーの選択バリエーションがある

また、まつげの質によってグルーの種類を変えてくれるアイリストさんだととても良いと思います。サロンによって、や、アイリストさんのやりやすさや好みによって使いやすいグルーはあると思いますが、お客様の中にはグルーが合わない種類の人もいるので何種類か用意してくれているサロンだと、まつげの質の面でもアレルギーの面でもとても安心です。

まつげの質によってマツエクのモチに差が出るかどうかは、ケアによります。信頼できるアイリストを見つけ、自身のまつげの状態をいつもきちんと把握してもらいながら的確なケアをお願いしましょう。季節によっても揺らぎはあるので、特定のサロンで季節ごとの変化に合わせてケアを変えてもらえるようにアイリストと良く相談しましょう。

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